・1000円、3000円、5000円の図書カードのデザインになっているピーター・ラビット。日本だけではなく、世界でも人気のキャラクターですよね。
・お話の舞台はイギリスの田舎の農園。ピーター・ラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターが5歳の少年にあてて送った絵葉書がきっかけで生まれました。
・始め、この本の出版の道はなかなか険しい道のりだったと言われています。始めは自費出版から始まり、後の夫となる編集者、ノーマン・ウォーンの尽力もあり、今のようなすべての絵に色を付けた絵本が出版されました。
・ビアトリクスは、ビクトリア朝の大きな邸宅に住むポター家に生まれましたが、その生涯は決して楽ばかりではありませんでした。当時は女性の社会進出が難しく、編集者との打ち合わせも女友達に付き添ってもらうなどしていました。
・また、ノーマンとの結婚も家柄がふさわしくないとして両親からなかなか認められませんでした。しかも、悲劇的なことにノーマンはビアトリクスへのプロポーズのわずか1か月後、白血病で突然亡くなってしまいます。
・ビアトリクスはこの悲劇的な状況の中、悲しみを絵本への情熱に捧げました。その後はゆかりのある湖水地方で、ほとんどの生涯を過ごします。後に地元の弁護士、ウィリアムと再婚し、自然環境保護にも力を入れ、幸せに過ごしました。
・このビアトリクスの生涯は【ミス・ポター】として映画にもなりました。彼女の情熱的な生涯を可愛らしいピーター・ラビットのキャラクター達と共に、豊かに描いています。
※図書カード、ご注文の際、絵柄は選べません。ピーター・ラビットの絵柄が入っていない可能性もあります。予めご了承ください。